関西リーグ07
日付 | 10/7 | 10/14 | 10/20 | 11/4 | 11/11 | 11/18 | 11/25 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
相手 | 天理大学 | 龍谷大学 | 関西学院大学 | 近畿大学 | 京都産業大学 | 大阪体育大学 | 立命館大学 | |||||||
得点 | 14-21
7-21 |
52-24
31-19 |
55-20
22-15 |
62- 0
26- 0 |
17- 6
3- 6 |
29-12
12- 7 |
|
|||||||
場所 | 花園U | 宝ヶ池 | 宝ヶ池 | 花園T | 宝ヶ池 | 西京極 | 宝ヶ池 | |||||||
1 | 大槻B | 大槻B | 大槻B | 大槻B | 大槻B | 大槻B | ||||||||
2 | 太田B | 諸隈C | 太田B | 諸隈C | 田川A | 諸隈C | 諸隈C | 諸隈C | ||||||
3 | 星野A | 岩下C | 星野A | 岩下C | 星野A | 岩崎C | 星野A | 岩崎C |
星野A | 星野A | ||||
4 | 沢田B | 前川C | 前川C | 沢田B | 前川C | 田川A |
前川C | 前川C | 沢田B |
|||||
5 | 川嵜C |
植村B | 川嵜C |
川嵜C |
川嵜C |
川嵜C |
川嵜C |
|||||||
6 | 金林C | 金林C | 植村B | 金林C | 吉田B | 植村B | 吉田B |
大平@ | 大平@ | 吉田B |
||||
7 | 神農B | 神農B | 洪B | 神農B | 大平@ |
植村B | 神農B | |||||||
8 | 羽田C | 羽田C | 羽田C | 羽田C | 羽田C | 羽田C | ||||||||
9 | 橋詰A | 東郷A | 橋詰A | 東郷A | 東郷A | 橋詰A | 東郷A | 橋詰A | 東郷A | 橋詰A |
東郷A | |||
10 | 田島BK | 田島BK | 田島BK | 田島BK | 趙B |
田島BK | 田島BK | |||||||
11 | 釜池B | 菊武B | 大久保@ | 菊武B | 露口C | 菊武B | 勝山@ | 菊武B | 菊武B | 大久保@ |
||||
12 | 阿部C | 阿部C | 阿部C | 趙B |
阿部C | 阿部C | 趙B |
|||||||
13 | 森田B | 森田B | 中松B | 中松B | 中松B | 中松B | 森田B |
|||||||
14 | 大久保@ | 宇薄C | 宇薄C | 宇薄C | 宇薄C | 宇薄C | ||||||||
15 | 宇薄C | 林田A | 才口B | 才口B | 才口B | 才口B |
京都産業大学 11/11記
KBSの録画中継を見ました。カメラワークがよく、試合がよくわかりました。林先生の解説もとてもわかりやすかったです。アナウンサーは選手の名前をもう少し覚えてほしいですが(笑)。
テレビ観戦で観戦記を書くのもなんですが、書かずにはいられない試合でした。よくここまで来てくれました。この試合は京産大が得意のFWで勝負するというテーマがあったと思います。FW戦完勝とまではいきませんでしたが、よく耐えました。ラインナウト、スクラムなどセットプレーには課題も見られましたが、フィールドプレーでは負けていなかったです。ブレイクダウン、モール、ディフェンスでの集散と、局所戦で個々が責任を果たしてくれました。前川主将の体を張る姿勢があるから、周りも前に出られたと思います。諸隈の献身的なプレーは画面からでも伝わってきました。中尾監督が目指す形がほぼできたのではないでしょうか。
BKでは、ハーフ団の健闘が光っていました。田島のよく伸びるキックは、関東勢相手でも大きな武器になりそうです。笑顔でのびのびやっているのが気持ちがよいですね。SHは東郷は昨年はカミソリのような印象でしたが、この試合では安定感を感じました。後半途中からの橋詰はよく指示を出して、思い切りがよいです。SHを使い分ける場合に交代した選手の入りが難しいと思いますが、それを感じさせず、2人のよいところがうまく出ていると思います。
この試合は、勝っても負けてもおかしくない試合でした。それを勝ってくれたのが非常に大きいと思います。実力が同じ、あるいは上の相手に勝つのがラグビーの本当の醍醐味だと思います。実力伯仲の相手に勝てたことで、今後への光が見えたと思います。
あとは、FWのセットでの安定やディフェンス整備、BKが攻撃オプションを増やすなど、実力を上げていけば、十分に選手権でも戦えると思います。今の勢いのまま成長してほしいです。
大阪体育大学 11/18記
今日はFW勝ちでしょう。ブレイクダウンで勝っていたのが、非常にうれしかったです。ドライビングモールも大体大に通用しました。アタックでも、よくボールが手に着いていました。FW、BKが一体になった連続攻撃を見せてくれました。これほどの出来は、あまり記憶にないです。特に、前半2本目の神農の1次ディフェンスの突破から才口が大きくゲインし、フォローしていた大平がうまくつないで、宇薄がトライしたシーンがありましたが、非常に鮮やかでした。後半でも、トライにはつながりませんでしたが、かなりフェーズがあがった連続攻撃がありました。相手にボールがいきそうなところで、諸隈、大平、神農らが参加して、体勢を維持してくれていました。同志社の目指す形ではないでしょうか。
体を引っ張った前川主将、いつも骨惜しみしない諸隈は今日は華麗なステップを切った独走トライも見せてくれました。モールの芯となった川嵜、強さを見せた羽田の4回生がよくがんばってくれました。神農はディフェンスにオフェンスに大活躍でした。大平は1年生とは思えないようなボールをつなぐプレーと相手ボールを殺すプレーが光りました。もちろん、両PRもよく走りました。
ディフェンスでも前に出て、1人目が止めていました。特に両FL、両CTBで、完全に止まっていたと思います。2トライは許しましたが、ディフェンスを崩されたものではないです。ノートライを意識しすぎると、アタックばかりかディフェンスでも前に出るのを怖がるようになるので、今日のディフェンスは満点でしょう。
セットプレーは、スクラムはほとんど潰れてしまい優劣はわかりにくかったですが、勝っていたでしょう。後半30分のトライは、相手ゴール前の相手スクラムを圧倒したことから生まれました。ラインアウトはかなりよかったです。特に前半は相手ボールのものも、前川、神農、沢田らが獲得していました。これだけラインナウトがよいのも記憶にないです。ラインアウトの位置がよかったのは、田島のタッチがよかったからでしょう。
タッチがよかった反面、アタックではBKライン攻撃があまり有効ではなかったように感じます。ややラインが浅く、大体大のディフェンスの上がりが早いため、SOから外にボールがきれいに回るシーンがあまりなかったと思います。FW戦ばかりでは、国立ではFWの消耗も激しいと思います。もう少し早く外まで回す展開で、1本でもトライを奪えれば、相手相手のディフェンスの的を絞らせないという意味でもよいと思います。
ただ、BKのアタックの出来が悪かったかというわけではなく、SO田島のボールをうちへ返すプレーはタイミングが絶妙で受けたFWがよくゲインできていました。才口のアタックも迫力があり、強かったです。同志社はよいFBを得ました。趙は周りをよく見てポジショニングでき、アタックでは人に強い選手ですね。久しぶりの森田も、激しい突破が数回あり、場内を沸かせました。エースが帰ってきたという雰囲気がありました。
前川主将が前半20分頃、負傷してしまいました。それまで、本当に激しいプレーで引っ張っていただけに、惜しまれます。大事ないことを祈ります。
立命館大戦を残しますが、本当に楽しみになってきました。