関西リーグ

日付 10/5 10/19 10/26 11/1 11/8 11/16 11/29
相手 天理大学  関西学院大学  大阪体育大学  龍谷大学  近畿大学  立命館大学 京都産業大学
得点 85-5

33-0
52-5

85-24

52-12
33-12

61-19

35- 5
26-14

104-14

54- 7
50- 7

77-14

36- 7
41- 7

48-14

38- 0
10-14

22-20

11- 8
10- 5

場所 花園T  宝ヶ池  鶴見緑地 宝ヶ池 宝ヶ池  宝ヶ池 宝ヶ池
中村A 森C  中村A 森C 森C 市川B  森C 市川B  中村A 市川B  中村A 児嶋B 児嶋B 市川B 
萩原C   萩原C   萩原C   萩原C   萩原C   萩原C   萩原C  
山本A   山本A   山本A   山本A   山本A   山本A   田中A 山本A 
望月C   望月C   望月C   望月C   望月C   望月C   望月C  
浦A   浦A   田原B   田原B   田原B 浦A 田原B   田原B 浦A
飯尾C   飯尾C   飯尾C   飯尾C   飯尾C   飯尾C   飯尾C  
中山B   中山B   中山B   高橋B   中山B   中山B   中山B  
熊谷B   熊谷B   熊谷B 高橋B 熊谷B 峠B 端迫C 熊谷B 端迫C 高橋B 熊谷B 高橋B
竹山B   竹山B   竹山B   竹山B   竹山B 中村C 竹山B   竹山B  
10 岡本B   岡本B 今森A 今森A   今森A   今森A   岡本B   今森A  
11 正面A   正面A   正面A   正面A   正面A 福田C 正面A 大橋@ 正面A  
12 仙波B   仙波B   仙波B   仙波B   仙波B   仙波B   仙波B  
13 鄭A   浅田A 福田C 浅田A   浅田A 平B 平B   平B   平B 浅田A
14 谷岡C   鄭A   鄭A   鄭A   鄭A   鄭A 浅田A 鄭A  
15 吉田Ck   吉田Ck   吉田Ck   吉田Ck   吉田Ck   吉田Ck   吉田Ck  


大阪体育大学 10/26記

こぢんまりとした鶴見緑地のほのぼのとした雰囲気、昨日とは対照的に穏やかで暖かい日差し、うとうとしながらの観戦となりました。今年のチームに関してはいろんな情報を見聞きしているものの初めての観戦で、中尾監督が就任されてからのチームに非常に興味を持っていました。

ここ数年の同志社の特徴でもあったセットプレーではNO8あるいはFLのサイドアタックからポイントを作り、相手の防御に穴ができるまでこれを繰り返すといったプレー。あるいはSOにボールがわたってもラインに並んだFL陣がタテ突破からポイント形成というプレー。こうしたプレーが今日は少なかったです。1試合を見ただけですので、これが今年の戦法かどうかについては判断できないですが、FWには個人の突破力よりも組織で動く意識が強いように感じました。ポイントへの入りはそれぞれの役割がよく整理されていると感じました。
ただ、ポイントへの入るときの迫力がやや小さい印象です。今日は冷静にチームプレーをしていたと思いますが、今後は激しさが求められると思います。

BKは前半はカットインが多く、CTB陣がストレートランを心がけることでバックスリーにスペースを与えてその決定力を最大限に引き出そうという意志が感じられました。また、それをフォローするHB陣の忠実な動きも大変よかったと思います。ただ、前半はミスが多く本当に見たいフェーズまでいかないことが多かったです。
後半は流れるような連続攻撃も何度か見られ、勢いが出てきました。スローフォワードを何度も取られたこと、相手にパスをするケースが多かったのはまだプレーに余裕がないためだと思います。FW劣勢を想定したプレッシャーのかかる場面でのラインプレーのパスの精度とハンドリングの向上が必要だと思います。

司令塔の今森に目がいってしまいますが、今日はパスが通らないことが多かったです。これは受ける側のフォローの問題も大きいので、チームとしてみた場合に彼だけの問題ではないと思います。しかし、司令塔である以上はもっと積極的であっても良いともいます。もっと声を出して、場面を仕切ることが彼ならできると思います。パスが繋がらなかったら、そこにフォローがいない方が悪いくらいの気持ちで良いと思います。今後に期待です。

タックルは1発で相手を倒すというよりはボールを獲りに行くという実践で大切な技術を多くの選手が習得していると感じました。
ラインナウトはマイボールは比較的安定していましたが、バリエーションが少ない印象です。今日決まったサインは次は読まれてしまうという前提で進めてほしいと思います。

試合全体を通して、お互いに相手人数が戻るまで待ってあげているようなテンポの遅さを感じます。間を確実についてくる関東勢との対戦までに修正すべき点だと思います。
 

試合が終わってからの感想は失礼ながら「強さはあまり感じないチーム」ということです。FWに一人で局面を打開する大駒はいませんし、BKも詰めが甘い、全体としても特徴をあまり感じません。弱いチームではもちろんありませんが、すごいという印象もありません。
しかし、相手のミスに乗じて確実に得点するあたりは底力を感じます。全員がゲームに集中している証拠でもあるでしょう。良い意味で同志社らしくない抜け目のなさを感じました。全員の真摯な姿勢がそのベースにあると思います。この姿勢がある限り、本当に大事な これからの時期に大きく飛躍できるのではないでしょうか。道のりは長いですが一歩一歩前進してほしいです。

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