敗戦の感想は人それぞれですが、私なりに思うところを率直に投稿します。
劣勢は想定していましたが、残念でした。
近畿大学さんは強いチームですし、及ばなかったことは残念ですが、関西の各チームの強化が時代とともに進化している現実を受け入れるしかありません。
FW一列に関しては相手3稲葉君は強力でした。素直に力を讃えたいなと思います。前田君もよく対峙してくれましたし、これからの一列を支えてほしいです。
ただ劣勢は想定の範囲内も、フィジカル差を考えれば前半は寧ろ健闘、戦えてたと思います。
前半35分過ぎ、スクラムから相手アドバンテージで植田君にボールが渡ってしまったトライ献上と、最後のアタックは相手のミスも重なっていただけに取り切れなかったのが悔やまれます。
成功していれば2トライ差で、何とか後半試合を維持できるギリギリの線でした。
局面打開を図ったのか、後半開始時からフロントとFBを入れ替えましたが、別のチームのようになってしまいました。
機動力を活かそうとするプランだったのですかね?
初めからそういうプランだったのなら良いのですが、指導陣はもう少し我慢しても良ったと思いました。
それと、相手バックスの決定力を警戒し、キックを多用しないようにしていたようですね。
キックを封印してボールを回しても、これも想定以上のフィジカル差で、アタックラインを押し下げられ、ミスから相手のカウンターを許してしまう、それが後半の得点差になりました。かえってダイレクトにフィジカル勝負を挑むようなものではないかと思いました。
パント攻撃も織り交ぜてエリアを確保しつつ相手も走らせフットネスを削る、ここは従来やってきたことをやるべきだったで変えなくて良かったと思いましたが・・・
それも試してみた結果、トライ&エラーのうちの結果論ですかね。
この先の関西大学も似たタイプと思いますので、次に活かしていただきたいなと願っています。
この辺りでやめときます。
ダメだしばかりで良いところまで消してしまい、更に悪化する負のスパイラルに陥入ってしまうようで、今年もダメかと、このまま意識が低下していかないか心配です。
負けると全否定してしまいがちですが、良い兆しは必ずあると思います。工夫してチャレンジした点は無駄にしないでほしいと思います。
そのひとつひとつを積み上げる地道な作業から始めなければならない、思ったより遠い道のりになりそうですが、我慢して成長してほいなと思います。