https://www.justrugby.jp/column/2024/10/23/2110
藤島氏の文章はラグビー愛が溢れてるなあ。
さいたま69の文章とはえらい違いやね。
藤島大氏のコラム、響きますね。
宮本さんの注入しようとしたノウハウと学生主導(主体)という自主性を重んじる伝統、気風とのバランス、融合が上手く行かなかったと私は解釈しました。
2021年は南・田村組で関西4位ながらも、前年の天理大優勝の特例関西4枠で選手権出場。
2022年梁本組、宮本さんが就任された年の夏合宿を過ぎたあたりから、早くも学生主導へ舵を切りつつあったということには驚きました。
もっとも、この段階では指導陣による押しつけばかりではなく、学生の自主性を促す、尊重するぐらいだったと思います。
ところが関西Aリーグの最終戦で天理大を撃破したところで、「やっぱり学生主体や」となってしまい、指導陣に耳を傾けなくなり、崩壊へと向かってしまったのでしょう。
藤島氏のいう「信」のバランスが崩れたきっかけだったのかもしれません。
それでも梁本君は指導陣と学生との狭間でよくまとめていたのかなと思います。
抑制が効かなくなったのはその次の年ですね・・
「現場に悪者はいない」という点も理解できるので、結果論となりますが。
南・田村組で培った学生自らが課したハードワークに宮本さんのリーグワンのノウハウが融合すれば、壁を突破し、一層の飛躍になると期待したものでした。
藤島氏のいう「紙一重の好機」だっと思います。
>「春も夏もハードワークの一点突破」はシーズン序盤に弱いのだ。疲れは残るし、部内の懐疑もなかなか消えず、目先の白星採集には適さない。努力と成果の時期はずれる。
ここを我慢するかどうか、どう理解するかが分岐点だったのではと思います。
林敏之氏が自身のXに投稿された内容もご紹介します
https://x.com/heroes_daimaru/status/1787337886188396725
この中で、「より高次の全体最適を求めずに部分最適でやって来た事が、今同志社の現状を招いていると危惧しています」
氏のご指摘の部分は異なるかもしれませんが、総論としても同志社ラグビーの今日ここに至った現状に対する、大いに的を射ている言葉だと思いました。
2022年梁本組の夏合宿以降の結果が出ない時期にこそ、中尾監督が支援してあげてほしかったし、サポートするOBをバッチでも連れてきて欲しかった。萩原要さんも仙波さんも君島さんも平さんも中尾監督の教え子です。
最大の好機をみすみす逃してしまったということなのでしょう。