勝利おめでとう、来季につながるゲームになりました。
摂南大学さんのパスワークの精度が高いですね。
オフロードも見事に4番ショーアミニアシ君、11番カストン君と嫌なところに繋いでくる。フィニッシャーや突破力のある留学生に繋ぐ意識が全員に浸透して、それが摂南の戦い方で、よく統率されていると思いました。
前半は摂南の精度の高いパスワーク、アタックの切れ目がないので、同志社のディフェンスが追いつかない場面が見られました。
また、摂南のスクラムは重心が更に低いのでしょうか、思うように押せず、この点も苦戦を強いられました。押せると思ったのですが甘くありませんでした。
同志社はアタックに関してはやろうとしていることは、出来ていたのではと思いました。
準備してきたであろうサインプレーもうまく決まっている印象でした。
留学生対策もあって、ボールをロストすることを極力避け、繋ぐ意識が高かったと思います。
終いバタバタしたものの、フィットネスのところで摂南よりも動けていました。
前半終了間際の石田君の負傷は想定外の事態だったと思いますが(軽症であることを祈ります)、
後半の藤田君の捌きが良かったです。後半の同志社は動きが良かったと思います。
リズム良く、連続攻撃、アタックできたことが勝利に結びつきました。
寺北君、POMおめでとう、キャプテンの重責を立派に果たしてくれていました。
ひとりひとりを挙げたいところですが、今日は全員が殊勲であったと思います。
最後はバタバタして追い上げられ勝ち慣れてないチームのようでしたが、本来はそんなんではないはず。
同志社は堂々と強くあって欲しい。来季こそは強い同志社復活を。
本当に一人一人頑張りました。
全員で手繰り寄せた勝利、来季に繋げた勝利だと思います。
雑草集団の地道な努力が成果となった嬉しい勝利でした。
昨年の全敗から、GMだった中尾さんが現場復帰して、酒井さんと二人三脚で立て直しました。
一年目から成果を出せたので、3回生以下の皆さんも、正しい方向だと確信でしたと思います。
長らく続いている低迷ですが、全敗も最下位も初めての経験でした。ショック療法で、選手もOBも、もう一度やり直す良い機会になったのではないでしょうか?
来年さらに成績を伸ばせるかというと、一筋縄ではいかないでしょう。けれども、プライドを一度捨てられたチームは強くなると信じております。